9日中日新聞美術欄に庄司達・石山駿2人展をご紹介していただきました。

庄司達・石山駿2人展を
中日新聞6月9日(金)朝刊の美術欄で
ご紹介していただきました。

中日新聞美術欄
庄司達・石山駿2人展

紹介記事(中村陽子)

天井から伸びる八本の支柱に
厚地の布がテント状につられている。
下にもぐると、あんどんのような柔らかい
光が布越しに届く。
二階フロア全体を使った庄司の
「白い布による空間-かやつり2」=写真。
生成りの木綿を縫い合わせ、全幅六メートルを
越す正八角形に仕上げた。
つられていない中央部が沈み込み、
ずっしりした質感が伝わる。
 庄司は、中部地域を代表する現代美術家の一人。
五十年来、布を使ったインスタレーションで
活躍してきた。
「空間をダイレクトに表現できる唯一の素材」
と魅力を語る。
衣類がそれを着る人の存在感を際立たせるのと同様、
ある場所の「空気の形」を可視化する試みだ。
本作では、軽やかな素材である布で、重たさを表現した。
 これと好対照をなすのが、一階にある石山の作品。
多様な陶器の顔が並ぶ。
動物なのか、人なのか。
怒っている表情もあるが、どこかコミカルだ。
板状にした粘土を円や三角などの図形にくり抜いた後、
それらを目や鼻に見立て、福笑いのように配置した。
どっしりした素材で、軽やかさを追求している。

「中日新聞より引用」

庄司さんは本日9日(金)午後に
在廊予定です。

10日(土)11日(日)午後も
在廊予定です。

在廊されているかは
ギャラリー数寄
電話0587-52-6172
までお気軽にお問合わせ下さい。