市川透
作品21
朱泥彩広口(後箱)
径7.6×8.6 h5.3
15,120円 sold out

朱泥彩広口
備前焼
市川透(Ichikawa Toru)
岡山県備前市に生まれた備前焼は、わが国最古の歴史と原始時代
の焼物の技法を、そのまま今日に引き継いでいることを誇りとし、
千年の歴史を有する唯一のものであります。備前の胎土を原土から扱い、
まずは土作りをするところから私の創作は始まっています。どんなに
手間と時間はかかっても「美」への憧れは決して私に妥協を許すこと
なくその想いは土に刻まれていきます。
渾身の研究の成果が今ここに実を結び、備前の良質な胎土に独自
調合した鉱物と酸化金属を組み合わせ、鮮やかな色彩を吹き込むこと
に成功しました。
偶然から決して得ることができない胎土との調和は、飽くなき
美への追求と、果てしなく繰り返したテスト焼成の賜物と深く満足し
ております。色の奥行きと鮮やかさ、そして造形。新たな土の可能性
に挑んだ作品の仕上がりをどうぞご覧下さい。
陶歴
東京都出身
2011 隠崎隆一氏に師事
2015 岡山県玉野市で独立
2016 アンクル岩根のギャラリー 個展開催

[市川透さんのパンフッレトより引用]