国際陶磁器展フェス、公募展継続へ(岐阜新聞より)

岐阜新聞(12月21日)より

岐阜県多治見市のセラミックパークMINOを主会場に
9、10月に開催された「国際陶磁器フェスティバル美濃’17」の理事会は
20日、同施設で開いた。

グランプリ賞金を1千万円に増額し話題となった
メイン催事の公募展「国際陶磁器展美濃」は
グランプリの該当作品がなかったが、
実行委員会会長の古川雅典多治見市長は
「業界から次回開催の要望があり、
知事を交えた意見交換でもチャレンジしようという方針になった。
ただし改革するところは大いにある」と述べた。

理事会では、全体の入場者数は14万8515人で、
若者の割合が増え、初めて訪れた人が半数以上を占めたことや、
19の産業地域振興事業の成果などが報告された。
国際陶磁器展美濃はグランプリ作品がなく、
金賞(賞金100万円)を2点に増やしたため、
賞金の差額を次回の予算に繰り越すこととした。

総合プロデューサーを務めた元サッカー日本代表の中田英寿さんは
「毎回ゼロから組み立てるのではなく、反省点をいかに次回につなげるかが必要。
グランプリ賞金1千万円を掲げたが、それ自体が目的ではなく、
この場所が夢をつくる場所であるということが大切」と話した。

出席者からは「原点に戻って位置づけを再確認し次回につなげたい」
「関係団体がもう少しコミュニケーションを取るべきだった」などの意見が出た。

ここまで「岐阜聞電子版」より引用。

岐阜新聞(12月21日)より

新聞紙面では国際陶磁器展美濃の入場者数や前回からの増減が発表されておらず、
若者や初めての割合が増えたのはモザイクタイルミュージアム効果なので
お役所特有のいい数字だけの発表ではなく、今回の経過や結果を真摯に踏まえ
次回はよりいい国際陶磁器展美濃になることを期待しています。